こんにちは。なかなか雨が降らず、一番水が必要なこの時期なのですが・・・・・・灌水作業に追われています。

今日は当園の栽培品種の中で、あまり知られていない栗のお話です。

画像は先日撮った栗の花です。クリーム色の長い房みたいなのが栗の花です。6月の上旬頃から咲き始めます。こう見ると結構見ごたえのあるものですね。

栗の雄花です。葯20センチ程度の長さがあります。独特の香りがします。

拡大するとこんな感じです。雄花の集合体となっています。なかなか面白い不思議な感じです。

で、雌花はどんなものかというと。

ちょっとわかりづらいのですが、下の花の根元の方にあるトゲトゲの出た突起が栗の雌花です。

なんだか栗のようにもみえるような。これが4か月程度かけて成長し、イガイガのお馴染みの栗の姿になります。

数種類の栗を混植しています。銀寄せ(ぎんよせ)・岸根(がんね)・晩赤(ばんせき)・石鎚(いしづち)などです。混植しているため収穫する時に混ざってしまいますので、ミックスの状態で販売しています。  お客様には「粒が大きくて、美味しい。」と好評をいただいております。

ただ、この数年不作が続いており、なかなか量が確保できていません。店頭に並んでいるのを見かけたらラッキーだと思います。大体10月の初め頃に並びます。 

昨年は少し遅れて10月11日に並びました。今年は豊作になればよいのですが。早く雨が降ってほしいです。雨乞いでもしますか。

それでは、このへんで。