栽培品種
梨
寺畑農園では、日本ナシ・西洋梨合わせて17品種を栽培しています。西洋梨以外の梨はすべて無袋(袋掛けしない)栽培です。太陽の光をたっぷり浴び育つため甘みが強くなります。有袋のものに比較して病害虫の影響を受けやすくなりますが、見た目より美味しさを優先しています。収穫時期は、7月下旬の夏水・早優梨から11月上旬の王秋梨・愛宕梨の3ヶ月半ぐらいになります。
寺畑農園のドライ梨
当園で育った梨を使っています。1パックに500~600グラムの梨を32等分にカットしてじっくりと乾燥させ詰めています。無添加ですので自然の味がお楽しみいただけます。そのままお召し上がりいただけます。寺畑流レシピとして、カットしたものをプレーンヨーグルトに混ぜ込み4時間程度冷蔵庫で寝かせると、梨がシャリシャリとした食感になりやみつきになります。洋酒に漬けてパウンドケーキやカップケーキにもおすすめです。
ブドウ
13品種のブドウを栽培しています。寺畑農園のブドウは全て雨除け栽培です。加温せずにじっくりと育てています。全て種無し処理をしています。収穫はお盆過ぎから10月上旬までとなります。当園では、ブドウを新鮮な状態でお届けできるよう、冷蔵販売をいたします。ブドウは高温に弱く収穫後は、冷蔵保管が鮮度を保つ一番の方法です。ご購入の際には保冷バッグのご持参をおすすめいたします。また、贈答品もチルド配送をおすすめいたします。ブドウ栽培は、一番手間と労力がかかるものだと言われていますが、本当にその通りだと実感しています。
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りんご
さんさ・秋映え(あきばえ)・千秋(せんしゅう)・シナノスイート・シナノゴールドの5品種を育てています。気候の関係か小振りですが味は大変良いとご評価をいただいております。収穫はお盆過ぎから9月までとなります。
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レモン
リスボン・璃の香(りのか)を栽培しています。無農薬で栽培しています。若干皮が厚めですが、皮を料理に使われる方には好評です。レモンマーマレードは特に好評です。直売所では、グリーンレモンから完熟レモンまで、それぞれの時期のレモンを販売していますので楽しめます。収穫期は11月中旬頃からになります。
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キゥイフルーツ
苗を植え付けて4年、やっと皆様にお届けできるキゥイフルーツが収穫できるようになりました。栽培品種は、ヘイワード、ゴールデンキング、トウキョウゴールドの3品種です。食物繊維、ビタミンCとE(悪玉コレステロール抑制)、鉄分と葉酸(貧血予防)、 カリウム、セロトニン(睡眠改善効果)カルシウムとマグネシウム(同時摂取ができる)等が含まれており、まさにスーパーフルーツです。販売時期は11月中旬頃からになります。
フルーツ収穫カレンダー
左右にスライド出来ます「まあ、お客さんが食べて、どうかやけぇ。」
これは以前、代表の河田が発した言葉です。前後のやり取りは覚えていませんが、入社して間もない私に何故か強い印象を与えました。そんな2年ほど前のある日、名刺を作ろうと案を考えているうちに、「園のスローガンがあったらいいなあ。」となり、その結果ロゴマークの『フルーツで皆さんを笑顔にしたい!!』が生まれました。
ベースとなったのは、河田の先程の言葉です。ポイントはその中の『どうか』です。ここでの、どうかとは結果みたいな意味ですよね。我々が育てたフルーツをお客様が食べて、喜んで欲しい、満足して欲しい、幸せになって欲しい、その先に笑顔がある。ということで着地しました。冬の雨の中の作業、果てしなく続く剪定・摘果作業、炎天下の収穫、心折れそうになる時、この言葉で心と体に活を入れます。
糖度がすべてではない
フルーツを取り上げる際、決まって言われるのが「糖度〇〇度です」というフレーズ。しかし、フルーツの美味しさを決めるのは糖度だけではありません。同じ糖度でも美味しく感じられるものと、そうでないものがあります。その違いはどこから生まれるのでしょうか。味覚には、甘味・塩味・酸味・苦味・うま味の五つの要素があります。それに加えて、風味、歯触り、喉ごし、後味、少し考えただけでもこれだけ思いつきます。美味しさとはこれらの要素が組み合わさって感じられるものだと思います。美味しさの違いはそれらのバランスの微妙な違いで生じるのです。
寺畑農園では、科学的な分析・選別を取り入れていますが、それと同じウエイトで、人の五感による選別を重視しています。例を挙げれば、1日2回の休憩時に出される“おやつとしての梨”。これには大きな意味があります。それは「今の梨の状態」を各人が確認するという事です。また園内での試食確認、今収穫しようとしている木の梨の状態を確認する事です(ベテランさんは収穫ハサミで皮をむき、カットします)そういった意味で、収穫時の人による選別が一番重要だと考えています。このように、寺畑農園では一番美味しいと思っていただける状態のフルーツをご提供できるよう、様々な努力をしています。
代表あいさつ
農事組合法人 寺畑農園
代表理事 河田征四郎
昭和57年に「ほうほく梨組合」の1団地として87,000㎡の梨園が誕生しました。開園当初は「ほうほく3水(新水・幸水・豊水)」の産地を目標として作付けが行なわれました。ところが「新水」の病害で市場出荷中止となり、後継種として「愛甘水」が導入され、その後「新高」「愛宕」など色々な品種が増えてきました。当初、全量組合出荷でありましたが、各生産者が直売に取り組み始め、同時に新品種の導入が進み当園でも16品種ほどになっています。
直売を始めてからお客様から「ブドウが欲しい。」というご要望があり、ブドウ栽培をスタートさせました。「巨峰」「ピオーネ」からスタートして人気の「シャインマスカット」まで、今では13品種にまで増えました。
設立から40年を迎え、雪害・渇水・病害など幾多の困難を乗り越えられたのも、ひとえに皆様のおかげだと感謝いたしております。豊かな自然に囲まれた山間地の農園で、四季折々の野鳥のさえずりを聴きながら梨狩りを体験されませんか?従業員一同、安全で美味しい果物づくりでご来園をおまちしています。
会社概要
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会社名
農事組合法人 寺畑農園
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所在地
〒759-5513
山口県下関市豊北町大字北宇賀2285番地 -
代表者
代表理事 河田征四郎
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事業内容
果樹栽培・加工品製造・販売・観光農園
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資本金
955万円
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連絡先
TEL 083-782-1600/FAX 083-782-1588
MAIL contact@terahata-nouen.com
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設立
1982年6月
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従業員数
20名
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売上高
1億円
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主要取引先
いただきま〜と
道の駅北浦街道ほうほく -
取引銀行
株式会社ゆうちょ銀行
JAバンク
株式会社山口銀行